このセクションでは、Windows環境へのMongoDBのインストールについて紹介します。MongoDBにはCommunity EditionとEnterprise Editionの2つのエディションがあります。通常、私たちはCommunity Edition(無料)をインストールします。MongoDB Compassは、MongoDBの操作を便利にするビジュアルGUIツールです。MongoDB Compassをインストールしない場合、コマンドを入力してMongoDBを操作する必要があります。
以下は、Windows環境におけるMongoDBとMongoDB Compassのインストール手順です。
Windowsバージョンの要件
Windows 7 64ビット以上が必要です。
インストールパッケージのダウンロード
公式のダウンロードアドレス:
https://www.mongodb.com/try/download/community?tck=docs_server
Windowsバージョンを選択し、MSIインストールパッケージをダウンロードしてください。
ダウンロードページは以下のとおりです:
MongoDBのインストール
MSIインストールパッケージには、ビジュアルなインストールプロセスが用意されています。次へのクリックを続けるだけでインストールが完了します。
注意:次のステップに到達したら、インターネットからのダウンロードに時間がかかる場合があるため、MongoDB Compassを自動的にインストールするオプションを外してください。Compassは手動でインストールした方が良いでしょう。
注意:MongoDBはWindows環境にインストールされるため、デフォルトではシステムサービスとして実行され、自動的に起動します。手動でMongoDBの起動を制御したい場合は、Windowsのシステムサービスを開いてMongoDBを手動で操作できます。
MongoDB Compassのインストール
MongoDB Compassはビジュアルな操作インタフェースです。Windows環境におけるインストール手順は以下の通りです。
公式ウェブサイトからCompassのインストールパッケージをダウンロードしてください:
公式ウェブサイトアドレス:
https://www.mongodb.com/try/download/compass
MongoDBのインストールパッケージをダウンロードする際と同様に、Windowsバージョンを選択し、MSIインストールパッケージをダウンロードしてください。
インストールプロセスはMongoDBと同様で、次へのクリックを続けるだけで完了します。
インストールが成功したら、MongoDB Compassを実行してください。そのインタフェースは以下のようになります:
ローカルにインストールされたMongoDBに接続するには、何も入力せずに「接続」をクリックするだけです。
MongoDBに正常に接続したら、MongoDBがどのようなデータベースを持っているかが表示されます:
注意:MongoDB Compassの具体的な使用方法については、後続の章で紹介します。