このセクションでは、Docker環境でMongoDB Community Editionをインストールする方法を紹介します。

提案: 開発環境では、MongoDBをインストールする際にはDockerを使用することをお勧めします。ワンクリックで簡単にインストールでき、使用しないときはすぐにシャットダウンでき、複数の開発環境を管理するのが便利です。すべてのものをコンピュータにインストールする手間を省くことができます。

前提条件

Dockerが既にインストールされています。

Dockerを使用してMongoDBをインストールする

MongoDB Dockerイメージのリポジトリアドレス:

https://hub.docker.com/_/mongo/

MongoDBをインストールして起動するコマンド:

docker run --name mongo \
	-p 27017:27017 \
	-v /Users/tizi365/Documents/work/local/mongo-data:/data/db \
	-e MONGO_INITDB_ROOT_USERNAME=tizi365 \
    -e MONGO_INITDB_ROOT_PASSWORD=123456 \
	-d \
	mongo:4.4.5

コマンドパラメータの説明:

  • --name: このコンテナの名前。この場合は "mongo" です。
  • -p: コンテナの27017ポートをローカルの27017ポートにマッピングし、コンピュータからコンテナ内のMongoDBにアクセスできるようにします。
  • -v: MongoDBのデータを /Users/tizi365/Documents/work/local/mongo-data ディレクトリに永続化します。自分のディレクトリに変更することもできます。このパラメータを設定しないと、コンテナを再起動した後にMongoDBのデータが失われることになりますので、必ず設定してください。
  • MONGO_INITDB_ROOT_USERNAME: MongoDBのデフォルトアカウントを "tizi365" に設定します。
  • MONGO_INITDB_ROOT_PASSWORD: MongoDBのデフォルトパスワードを "123456" に設定します。
  • -d: コンテナをバックグラウンドで実行するように切り替えます。
  • mongo:4.4.5: mongoイメージのバージョン4.4.5を使用します。他のバージョンについては、前述のリポジトリリンクで更新されたバージョンタグを確認できます。

MongoDBを起動する

MongoDBをインストールして開始した後、コンピュータを再起動した後にコンテナがシャットダウンされる場合、次のコマンドを使用してmongoを再起動できます:

docker start mongo 

MongoDBを停止する

docker stop mongo